ヘルペスは正確には完治できない性病!再発防止に努めろ!

2019年08月23日
病原体

常備薬が必要となる病気として有名なのはやはりヘルペスでしょう。日本人に関するデータはありませんが、欧米では5人に1人ほどの方が感染していると言われています。もしも感染しても、80パーセントから90パーセントもの方がすぐには症状が出てくることなく数年から数十年も過ぎてから症状が出てくる場合あるので、あなたもなっていないとも限らないのです。性病の一つである以上は性行為によって移るもの、症状が出ていないのだから大丈夫とは思わずパートナーと一緒に治療を受けて完治させることです。どちらか一方だけの治療だともう一度再発する可能性が高くなります。ヘルペスはヘルペスウイルスが感染して出来る性病です。自然治癒するようなことはなく、ウイルスの増殖をとめるためには適切な治療薬を使用しなければなりません。

第一選択薬として処方されることが多いのがバルトレックスです。有効成分はバラシクロビル塩酸塩といい、これが体内でアシクロビルという成分に変化します。アシクロビルは、ヘルペスウイルスを増殖させる酵素・DNAポリメラーゼを阻害してウイルスDNAが複製されるのを阻止してくれるのです。そのため、これ以上ウイルスが増殖することなく病変の拡張や症状の悪化を予防できます。バルトレックス以外にゾビラックスもありますが、ゾビラックスの方は同じような効果はあるものの吸収率が低くて半減期が短いため、1日に5回は服用しなければならないというデメリットを持っています。忙しい毎日を送る現代人、必要な治療薬とは言えそう何度も服用している時間はありません。そうしてバルトレックスこそが選ばれるようになったというわけです。

ヘルペスは、口唇や性器など発症する位置によって口唇ヘルペス・性器ヘルペスと名前が違ってきます。小さなお子さんがなることの多い水疱瘡だって、その一種なのです。性器ヘルペスが性器だけでなく、パートナーとのオーラルセックスが当たり前となっている今は口腔内に発症することだってあります。いずれにしろ水疱が出来るのが特徴、皮膚の熱感やかゆみ・違和感といった自覚症状の後に半日もすると赤く腫れてきますから、その時点でそれ以上は悪化しないよう治療薬で予防できればよいのです。

パルトレックスにしてもゾビラックスにしても、完治させる薬ではないことは知っておいてください。現代医学の技術ではヘルペスを完治させることはまだ不可能なのです。なぜなら、一度感染してしまった後には治療して表面的なウイルスは退治できても、神経節という神経が集まる節の部分に潜んでしまった分に関しては成分が行き届かないのです。初感染時に免疫機能により抗体はできているので血液の中に存在はできませんが、こうして人間の体の中にいることには変わりありません。普段は免疫機能が十分に働いていて悪行を果たさないよう見守ってくれているのですから安心ですが、例えば風邪を引いたときや、ストレスが溜まっていたり疲労してる時には身体の抵抗力が落ち、そうするとまた神経節から出てきて増殖を始めてしまうのです。初回は高熱や痛みが出たりで大変ですが、2回目以降の再発時にはそれほど激しい症状となることはありません。とはいえ、口元に水疱がある様子は決して良いとは言えませんし、免疫力が落ちている以上はその他の病気に感染する確率も高まるのです。元気のバロメーターとして前駆期に治療薬を使用すると共に原因の解明・改善に努めましょう。ホルモンバランスの変化によって起こることも多く、女性だと生理前になるといつも出る、いう方もいます。それだと月に1度はバルトレックスとお付き合いしなければならないこともあり、なかなかやっかいなのです。